神の手シリーズ

作品紹介

神の手

新聞に連載された久坂部羊氏「神の手」の挿絵として製作したコラージュ作品です。

小説を自分の感性で受け止めて自由に描いていいとのご依頼で、とても喜んで引き受けました。とはいえ、5ヶ月間ほぼ毎日、計151点の作品を製作するのは想像以上に大変だったようです。

「神の手」は安楽死をテーマとした社会派ミステリー。ストーリーの面白さは言うまでもありませんが、人のこころについて考えさせられる小説でした。

扱っているテーマが重いので、あえてストーリーに沿ったものではなく、色々なものを詰め込んだおもちゃ箱のようなコラージュを仕立てました。楽しい作品ですが、根底にあるのは若い頃から追い続けた「祈りの風景」です。

現在残っている作品は「航海」「七つの宝」「The Space Navigation」「暁」の4点です。